朝の時間を大切に

日々のコメント
書店での本探し
「こちらでございますか」

「はい。ありがとうございます」

今どきの本屋には大概、本の検索端末が置かれている。

本の題名や著者名をキーワードに、お目当ての本を探すことができるのだ。

便利なことに本の在庫状況、置かれている場所も教えてくれる。

お目当ての本はなかったが、僕は今日も本屋に足を踏み入れた。

ふらふらと書棚を眺めながら歩き、今日はまず、おすすめ文庫コーナーで足を止める。

そこでふと手にした本は「伊坂幸太郎全小説ガイドブック」。

「一緒に本屋を襲わないか」ある小説の登場人物のセリフだ。

こいつは何に困ってるの?提案を受けた方はどうするの?

もう少しガイドブックを眺めればわかったかもしれない。

しかし、僕はすぐさまガイドブックを閉じ、真っ先に文庫の書棚に向かった。

伊坂幸太郎の本はあれど、お目当ての本はない。

仕方なくハードカバーの書棚を見てみると一冊だけあった。

買おうか迷ったが、値段が高いことに加え、通勤中に読むことを考えるとやっぱり文庫の方がいいと思い、念のため、検索端末をたたいてみた。

在庫あり。しかもさっき探していた書棚のところにある。

本の場所を記したレシートのような紙を検索端末から打ち出し、まるで大好きな彼女に会いに行くような気分で僕は再び文庫の書棚に向かった。

しかし、何度も何度も書棚を見ても、見つからない。

検索端末から打ち出した紙には「お探しの本が見つからない場合には店員にお問い合わせください。」と書かれていた。

これだけ探したのにないということは登録ミスか何かでホントにないんだろうなあと思いながら、ダメもとでレジにいた店員さんに聞いてみた。

メガネをかけ、小太りでまじめそうな女の店員さんは白い歯を見せ、快く引き受けてくれた。

レジの小脇に置かれた端末をちょこっとたたき、一目散に書棚に向かって走り出した。

そして、書棚を眺めること5秒。一冊の本を取り、小走りで僕のところへ向かってきた。

お目当ての本を渡される。

こんなご時世でも人に聞かなければわからないこともある。なんでも機械にまかせてしまってはダメだ。

やっぱり、生のコミュニケーションが一番わかりやすく、一番早い伝達手段だよ。

あってよかった。

”アヒルと鴨のコインロッカー”
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by vitamin_water | 2011-07-31 22:04 | 出来事
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