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朝の時間を大切に

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男女5人しまなみ海道日記9
大島に向かった理由は、村上水軍博物館を見学することと潮流体験をすることだ。

まずは、潮流体験をしようと考えていたが、タイミング良く出る船がなく、昼時で潮がおだやかだからということで村上水軍博物館で時間をとって、潮が激しくなるのを待とうということになった。

どうせなら激しい潮流を体験したい。

潮流体験の船が出る場所のすぐ隣に村上水軍博物館はあった。

博物館からは、目の前の瀬戸内海が見える。

その瀬戸内海に浮かぶ村上水軍のお城があった島「能島」も見ることができた。

村上水軍とは、戦国時代に瀬戸内海で猛威を振るった海賊だ。

海賊と言っても略奪行為だけを行っていた悪党ではない。

毛利氏の有力な水軍で織田信長との石山合戦の際に、織田勢水軍を圧倒したのがこの村上水軍だ。

織田勢の兵糧攻めに苦戦していた石山本願寺に物資を輸送していたのだ。

これを阻止しようと大量の船を出した織田勢を村上水軍は、ほとんど焼き払ってしまった。

この水軍の敗戦により、信長は水軍の補強に動き出す。

この後、補強によって進化した織田勢水軍の餌食になるのも村上水軍だ。

ダーウィンも言うように 最も強いものや賢い物が生き残るのではなく、唯一生き残るのは変化するものであるということか。

村上水軍は、こういった戦闘だけでなく、瀬戸内海の水先案内や海上警護など、交通、安全も担っていた。

博物館では、船や絵、または船の中で利用されていた道具などを見ているうちに歴史を感じられたのだが、この後の潮流体験で更にこの潮流を味方につけていた村上氏のすごさを実感することができた。

潮流体験については次回。
by vitamin_water | 2007-05-26 23:59 | 旅行
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