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京都旅行 〜part14〜
たこ焼きを食べ終えた僕らは、店を出て、しばらく心斎橋の界隈をふらふらした。

やはり、大阪は商売の町だ。

どこの店も客引きをしているし、買い物客の近くを通ると「なんぼまけてくれる?」というような言葉が聞ける。

売買の中でこういったコミュニケーションが日常的に根付いているからこそ、社会に出ても通用する商売感覚が身につくのでは?

関西人が皆、できる商売人とは限らないのかもしれないが。

ところでなぜ、大阪は商売の町なのだろうか?

以前に読んだ司馬遼太郎の「手堀り日本史」では、こんなことが書かれていた。

元禄時代の大坂は、侍の数が少なく、武士のモラルや美意識が根付かなかったと。

江戸やその他の都市は、侍と町人の割合が半々だったそうだが、大坂は200人の武士で約5、60万人の人口を管理していのだそうだ。

だから、侍の存在感が江戸やその他の都市ほどあるわけでもない。

そうなると大坂の町人は、他の地域と比べれば町ででかい顔ができる。

それが大阪が商売の町になった最大の理由にはならないが、一つの要因にはなっているのかなと思う。

士農工商の時代であっても金を稼げる町人の方が偉い、または凄いと思われる土地柄。

これが将来の大阪の土台となったのかもしれない。

こうやって書いていると、じゃあなんで大坂には侍が少なかったのかという疑問が湧いてくる。

日本史の授業で習ったのかもしれないが、僕の記憶にはない。

京都旅行から話がずれてしまった。

ちょっと疲れたので今日はここまでとしたいが、次回に向けて話を少しつなげておく。

大阪をのぞき終え、14時過ぎ頃に僕らは京都へ向かった。

下道で行ったので渋滞に巻き込まれ、京都までの道のりが結構長かったのを覚えている。

京都に着いた僕らは、万城目学や、森見登美彦の小説によく出てくる下鴨神社を訪れた。

つづく
by vitamin_water | 2008-09-09 23:26 | 旅行
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